パッシブソーラーの家
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プロセス―1 (平屋案と2階案の検討)
建物を平屋建てとするか、2階建てとするか検討しました。
2階案 2階案
2階案はコンパクトな配置で、周囲の建物による日影の影響を受けにくい案
平屋案 平屋案
平屋案は中庭を囲い込むコートハウスで、なかなか魅力的な案
検討の結果、2階建て案で計画を進めることになりました。
プロセス―2 (建物配置の検討)
建物の配置を検討しました。
真南案 真南案
建物を真南に向ける案は、意外にも周囲の建物からの日影の影響を受けやすい
北側道路並行案 北側道路並行案
建物を北側に寄せ、北側の道路と平行に配置する案は、周囲の建物からの日影の影響を受けにくい
周囲と景観上も調和する案として、北側道路平行案が決定されました。
プロセス―3 (内部空間の提案)
内観1

連続する空間の提案
吹抜けの居間を中心として、各部屋が視覚的に連続する空間を提案しました。
家族の気配が感じられる内部空間です。
木組みの提案
伝統的な木組みを生かし、柱・梁が見える室内を提案しました。
どこか懐かしくナチュラルで、木の香が楽しめる内部空間です。

プロセス―4 (OMソーラーの導入)
内観2

冬季は軒先から取入れた空気を屋根面で暖め、天井裏のエアーハンドリン グユニット(送風機)で床下に吹込み、基礎に熱を蓄えます。
基礎からの放熱で、温度差が少ない室内(寒くない部屋)になります。

夏季は屋根で集めた熱でお湯を沸かし、給湯に利用します。
ハイテク装置に依存せず、建物の基本性能を高め、太陽・風を利用する省エネ技術(パッシブソーラーハウス)です。

プロセス―5 (外観の提案)
外観

屋根は集熱に効果的な南向きの片流れ形式です。
外壁は耐久性を考慮した金属素材を提案しました。
外観と室内のギャップが楽しい家です。

周囲 南鳥瞰 南
周囲の状況 南側鳥瞰 南側外観

南西 北西 北東
南西側外観 北西側外観 北東側外観


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